ヴィーガン・グルテンフリー タルト生地
材料
12cmのタルト型1台分
・コーンフラワー 55g
・コーンスターチ 18g
・粉糖(なかないタイプ) 27g
・ ベーキングパウダー 2g
・水 72g
・植物オイル 27g
●型にオイル(分量外)を薄くぬっておく。
タルト生地の作り方
1 .ボウルにコーンフラワー、コーンスターチ、粉糖、 ベーキングパウダーをふるい入れる。
2 .水と植物オイルを加え、泡立て器でダマがなく なるまで混ぜる。
3.型に入れ、型をゆすって平らにする。
4 .200℃のオーブンで約12分焼く。
焼きあがった ら、型ごと網にのせて冷ます。
※ヴィーガン、グルテンフリースポンジ生地よりも、ベーキングパウダーの分量を少なくして、ふくらみを抑えてタルト生地にしています。
●植物オイル
一般的にサラダオイルと呼ばれるものを 使用していますが、
大豆や落花生系の製 品もあるので、アレルゲンによっては注意が必要です。
卵を使わないので、 生地を頼をふくらませるための材料を選んでいます
●コーンフラワー
トウモロコシを乾燥させて粉末状に挽いたもの。卵を使わないので、トウモロコシのほんのりと黄色い色合いでおいしそうな生地にします。
・小麦アレルギーがなければ、コーンフラワ 一を小麦粉にかえてつくれます。その場合は 材料の水を10%減らしてください。
・コーンフラワーをホワイトソルガムにかえて つくることもできます。その場合は水の量を 10%増やしてください。
●コーンスターチ
生地に軽さをだします。
●粉糖(なかないタイプ)
デコレーション用のなかない(溶けにくい)タイプの粉糖にはコーンスターチが入っている分、生地に軽さがでます。
・デコレーション用に豆乳入りホイップを使 うときにも、なかないタイプの粉糖を使っています。
コーンスターチのおかげで、ホイップクリームがダレにくくなります。
●ベーキングパウダー
生地をふくらませます。アルミニウム使用 が気になる人はアルミニウムフリータイプ を使ってください。
タルトの歴史
タルト生地には種類があります。
「シュクレ生地」
「ブリゼ生地」
「サブレ生地」
フランス語で「甘い生地」
タルトはフランス発祥のお菓子です。
古代ローマの「トールタ」というお菓子に由来しています。
そのルーツは古代ギリシャやエジプトにあると伝えられています。
そのままでは食べにくいジャムやクリームを、どうやったらたべやすくなるか?
「食べられる器に入れて出そう!」としたのが始まりといわれています。
語源は古代ローマ時代のラテン語から来ています。
丸い皿状の菓子 → トールタ。
「ねじる、丸める」を意味する「トルクウェーレ」という動詞が発展したものです。
フランス語では「torte」から「tarte」に変化したとされています。
大きめのサイズで切り分けて食べるタルトを「タルト」。
小さな型で作る1人前のタルトは「タルトレット」と呼びます。
タルト生地の材料
タルト生地は、主に無塩バター、粉砂糖、卵、薄力粉、塩で作られます。
たっぷりのバターを使うことで、サクサクした食感と、贅沢な味わいが楽しめる生地が完成します。
風味を豊かにするために、アーモンドプードルを薄力粉の分量の半分に使うこともあります。
ほろほろした食感になるので、フランスパン用の小麦粉を使うと、食感がしっかりとします。
生地を型に詰めて焼き上げ、季節のフルーツやカスタードクリームなどを飾り付けるのがタルトの特徴です。
その華やかさは、お祝いやパーティーなどの主役にもなるほどです。